登録制

　
　登録制のアルバイトとは、人材派遣会社に登録して仕事をする雇用形態のことをいいますが、派遣会社を通して仕事を紹介してもらうという点で、一般のアルバイトとは大きな違いがあります。

また初めは多少手間がかかりますが、一度登録を済ませてしまえば自分で仕事を探す必要はなく、あとは派遣会社で紹介してくれるのを待っているだけでよいので、時間のない方にとっては、後々手間が省けて助かるのではないかと思います。

登録制のアルバイトは、一般的に不定期や短期で募集しているところが多く、給料は日払いか週払いを採用している会社が多いという特徴があります。

メリットとしては、自分のスケジュールに合わせて働くことができ、履歴書を新たに書いて提出する必要がないことなどが挙げられますが、派遣会社にマージンとして引かれるため、自分で直接探して働く場合より給料が若干安めであること、自分の希望する時間にいつも仕事があるとは限らず、また希望した仕事が紹介されないこともあるなどのデメリットもあります。

登録制アルバイトの種類は、派遣会社の規模によって仕事の内容は違ってきますが、大規模な会社の場合は、工場内での梱包や検品、仕分けなどの軽作業、野外コンサートなどの舞台装置の設置、野球場やサッカー競技場などでの売店の売り子や清掃、警備、案内の仕事など多種多様に揃っています。

登録制バイトで実際に仕事をするまでの流れとしては、まずインターネットに接続して派遣会社に仮登録をして、次に自分の希望する登録説明会の日にちを決め、最後に説明会に参加してから正式的に登録するという形になります。

面接は原則的に実施していて、普通は説明会の後に行なわれますが、会社によっては面接の日取りを別に設けているところもあります。

説明会に参加するときに持参しなければならないものは、派遣会社によって異なりますが、一般的には免許証や学生証、パスポートなどの身分証明書、ボールペンなどの筆記用具とメモ帳、シャチハタを除いた印鑑や写真などが必要となります。

派遣会社によって多少職種の違いがありますので、最初はいくつかの会社に登録しておいて、自分の条件に合ったバイトを選んだらいいと思います。