面接での志望動機の伝え方

　
　アルバイトの面接のときには志望動機を聞かれますが、そのときの効果的な伝え方としては、自分の関心のある職種であれば、そのことを率直に伝えてもいいと思います。

例えばレンタカーの陸送のアルバイトがありますが、これは車を運転してレンタカーの営業所に届ければいいというだけの仕事で、普通免許さえ持っていれば誰でもでき、特に車の運転の好きな人にとってはピッタリの仕事ですが、実際に以前私がこのアルバイトをしたときに、志望動機でこのことを伝えました。

このように自分に関心があったり、好きな分野の仕事をするときはいいですが、そうでない場合は、志望動機で何を伝えていいかわからないという方も結構いると思います。

むしろ自分の好きな職種で働くというのはまれで、ほとんどの場合は小遣い稼ぎや学費の足しにしたいという方が大部分ではないでしょうか。
そのような場合は、自分の気持ちを偽らずに、はっきりとお金を稼ぎたいということを、面接担当者に伝えたらいいと思います。

結局はみんなお金が欲しくてバイトをするわけですから、この点は隠したりせずに、正直に伝えたほうがいいです。
ただそのときに、なぜお金が必要なのかについて明確な目標を定めておいて、そのための資金稼ぎに必要であるということを相手に伝えたらより効果的だと思います。

何か目標があって、そのためにお金が必要であるということが相手に伝われば、目標達成のために仕事も一生懸命にするだろうと担当者も思うようになるからです。

アルバイトの志望動機を伝えるときにもう一つ注意しなければならない点は、バイトといっても働いてお金をもらうわけですから、真剣な態度で臨むことが必要ですが、だからといってあまり緊張しすぎてはいけないということです。

雇用者と面接するわけですから、どうしても緊張してしまいがちですが、あまり気張らず力まずに、リラックスして落ち着いた態度で臨むようにしましょう。
また微笑みを浮かべながら、明るくはっきりとした口調で伝えることも大切です。
自分の思っていることがちゃんと相手に伝わるように、事前に家族や友達と面接での受け答えの練習をしておくのもいい方法だと思います。