郵便局

　
　郵便局でのアルバイトは年末年始の忙しい季節に限られますが、この時期になると、冬休みを利用してバイトでお金を稼ごうという高校生や大学生が集まってきて、主に学生に人気があります。

特に郵便局は、日本郵政公社から2007年10月1日に民営化され、現在では郵便局株式会社となりましたが、以前の国営企業としてのイメージが残っているため、高校生でも安心してアルバイトができるという利点があります。

郵便局でのアルバイトの探し方は、インターネットを通して全国の郵便局アルバイトの募集状況を調べることができ、共通事務集約センターでは、自分の希望する勤務条件に合ったところを予約することもできます。

また高校生を多く募集している地域では、学校を通して募集の知らせが来るところもあるそうですが、特に年末年始はお歳暮や年賀状などで、郵便業務が１年のうちで最も忙しいピークの時期を迎えているといえます。

郵便局で行なう業務は内勤と外勤に分けられ、女性の場合は内勤、男性は主に外勤の仕事を任されることが多いようです。

内勤の仕事は郵便物の仕分け作業が中心となりますが、作業の手順としては、まずは機械を使って葉書や封書などを郵便番号別に自動で振り分け、それを更に手作業で細かく仕分けていくという単純作業の繰り返しになります。

一方外勤の場合は、バイクや自転車を使った郵便物の配達業務になりますが、雨の日は年賀状がぬれてしまったりすることもあって結構大変です。
内勤の場合でも、ずっと立ちっぱなしで仕事をすることが多いため、女性の中には足が痛くなる人もよくいるそうです。

郵便局でのアルバイトの時給は、都市と地方とではかなりの差があるようですが、一般的に都市地域の方が地方よりも相場は高いようです。

例えば東京都内と地方での時給を比べてみると、東京都内の場合は、外勤での郵便物の配達が920〜1000円、内勤の仕分け作業が800〜880円、夜勤になると900〜1000円と外勤と変わらない金額になります。
これに対して地方の場合は、郵便物の配達が740円からで仕分け作業は660からが相場となっています。